土屋 素子さん 有限会社モーハウス 生産企画担当
土屋 素子さん
有限会社モーハウス生産企画担当 2007年入社
玉川大学教育学部出身/東京生まれ東京育ち。大学卒業後は都内の大手百貨店に就職。結婚を機に退職し茨城に移住する。子育てや家事に負荷がかからない働き方を探している時に、子どもと同じ空間で働けるモーハウスの求人を見て応募。現在は商品企画を担当している。3人のお子さんのママ。
大学卒業後に都内の大手百貨店に総合職として就職し、4年間販売などの業務に携わっていました。茨城に来たのは夫の地元が茨城だったから。それまでは茨城には縁もゆかりもありませんでした。移り住んだ当初は、「手に職をつけて自宅でできる仕事を!」と考えてトリマーの学校に2年間通い、トリマーとして働いたことも実はあるんです。その後、出産を経て、仕事からは退いていたのですが、授乳服としていつも着ていたモーハウスのネットショップを見たら求人していることを知り、応募。今に至ります。子ども連れで働ける環境は全国的にも珍しいですし、すごくこの会社らしくていいなと思っています。
新作のコンセプトづくりから、デザイナーとの打ち合わせ、サンプル製作、量産への準備に至るまで、服作りの最初から最後まで関わっています。また、生産に関わっていないスタッフに対してのコンセプト説明や、どうやって店頭でお勧めしたらいいかなど販売戦略の勉強会実施なども私の役割。さらに、販売サイトのキャッチコピーを書いたり、撮影のディレクションなどにも、大きな会社ではないからこそ関わることもできます。まだまだ専門知識が足りない部分もありますが、ここで活きてくるのが「ママ経験」です。私自身も3人の子どものママですし、モーハウスでは授乳中のママが働いているので、彼女たちの厳しいチェックがお客様からの信頼につながっています。
出産後、授乳は慣れるまでが大変で、産後鬱になってしまう方もいるほどです。授乳服を通じてママの力になりたい。それが私たちの仕事の原点です。だからこそ、「モーハウスの授乳服があったから外出できました」「気持ちが明るくなりました」など、全国から届くお客様からの手紙やメッセージは本当に励みになります。私もユーザー同様3人の子どものママだからこそ、仕事はすべて自分事です。そんな環境も、やりがいを持って働ける理由だと思います。また、今私は当社初の「短時間正社員」という実験的な働き方を活用しています。自分に合ったワークライフバランスで働き、暮らしの土台である家族のことにしっかり時間を費やせる。そんな働き方が充実感を高めていることは間違いありません。
モーハウスの仕事には立地によるデメリットはありません。つくばは東京からも程よい距離で、自然もたくさん。満員電車や混雑したバスとも無縁。通勤時間が長くないので、のびのびと子育てをしながら仕事を欲張ることができます。一方で、東京・青山に店舗を持っていますので、そこから最新のトレンドを吸収することもできますし、最近では他ブランドとのコラボレーションや、ネパールとのフェアトレードも始まりました。皆さんは地方の会社に就職すると「世の中の最先端から遅れてしまうのではないか」とか、「スケールの大きな仕事ができないのではないか」と思われるかもしれませんが、通信網が発達していることもあり、いる場所にはとらわれず時代の先端や広い世界を感じながら、世の中に貢献できる仕事はできるのです。しかも通勤のストレスなしでです(笑)。野菜も海産物もおいしいですし、いや、もう茨城を離れられませんね。
クーロンヌというパン屋さんが私の家族の休日の定番です。キレイなテラス席でゆっくりコーヒーを飲んでリラックス。なんとコーヒーは無料です。
茨城県を動かす人たち
目の前の人の幸せを叶えるため、
いつだって真っ直ぐに。
不安があるからこそ、
積極的に自分から触れにいく。
すると、可能性が見えてくる。
やりたいことを実現できる場所として、
ふさわしい会社に出会うことができた。
家族のそばで過ごせること。
それも就職の大切なポイント。
「安定」と「やりがい」は、
公務員でなくても手に入る。
自分がやりたいことを探求し、
自分が納得いく仕事を選ぶ。
茨城の主力産業である
農業を支える誇り。
私が開発したカップ麺、
食べたことあるかも知れませんよ。
茨城県にこんな
カッコイイ会社があることに
とても驚きました。
仕事では海外への道を切り拓き、
休日は茨城の自然を楽しむ。
茨城県で頑張っている企業の
力になりたい。
こんなに海外の方と
接する機会が多いなんて。
目の前の人のために
一生懸命になる喜び。
創業から100年以上、
地域のことを考え続けています。
茨城の製造業は強い。
世界とも十分に渡りあえる。
仕事も子育ても
メリットの方が多い。
ここは“ちょうどいい郊外”。
世界に誇れる
仕事に関わる喜び。
農業はカッコいいもの。
さあ、次は何をやろう。