杉山 祐香さん 結城信用金庫 渉外係
杉山 祐香さん
結城信用金庫渉外係 2014年入行
東京薬科大学 生命科学部卒業 / 茨城県筑西市出身
『親が死ぬまでにしたい55のこと』という本を読んだことがきっかけで「家族のそばで過ごしたい」と強く思うようになり、東京での内定を辞退し茨城に戻ることを決意。
結城信用金庫の理念に共感し、採用期間外ではあったが、思い切って入庫を熱望するメールを送り現在に至る。
東京の大学を卒業した後、そのまま東京で就職するつもりでした。東京の企業から内定までいただいていたのですが、ある本と出会いUターンを決意しました。
親と離れて暮らしていると、帰省しないと会えなかったり、いずれ結婚をすれば会える時間はさらに減っていきます。その本には「親とすごせる時間は実はあとわずかしかない」という衝撃的なことが書かれており、「家族と過ごす時間を大事にしたい」と茨城での就職を決めました。
内定を辞退した後は、改めて就職活動をすることに。いま思えば、周りに流されず卒業後に自分の将来をしっかり考えられたことがとてもプラスになっています。
結城信用金庫への入庫を決めたのは、「地域のお客様を大切にする」という姿勢に惹かれたから。地元のために働くことは、家族や身近な人を大切にすることにつながると考えました。
私が担当する渉外の仕事は、分かりやすく言うと営業の仕事です。お客様のお宅を一軒一軒訪問しライフプランを伺い、「住宅ローン」「車のローン」「定期積立」「投資信託」「保険」などの商品をご提案しています。
訪問するお客様は、月に約230件。下妻市を3人で手分けして担当しています。
大切にしていることは、何気ない世間話から事業のニーズや暮らしの変化をつぶさにキャッチできるように心がけること。いつも明るくいること。
「ユーシンさん」ではなく、「ユーシンの杉山さん」と名前で呼んでいただけるようになる度に、地域の方々といい関係を築けているのが感じられうれしくなります。
お客様は車や住宅を購入したい気持ちや、子どもの教育資金への不安、老後に備えたいなどさまざまなニーズを持たれています。そのニーズにおこたえできたときが、やはり一番のやりがいです。例えば、車のローンの手続きをしたお客様のお宅の前を通りかかったときに新しい車が見えたりすると「私の提案した融資がお客様のライフイベントを支えられた」と感じ誇らしく思えます。
渉外になって2年目。この先は、あらゆるお客様のライフステージに合わせたご提案ができるようになることが大きな目標です。
一人ひとりのお客様に最適な金融商品をご提案できるように、金融の知識や経済の動向など、ひきつづき勉強を続けていきたいと考えています。
就職活動は友達の影響や有名だからという理由で企業を選びがちです。私も同じでした。
東京の企業から内定をいただいたものの、「このままでいいのか」という心の声を無視することができませんでした。
『自分が大切にしたいこと』。本心とじっくり向き合ったことで、その後の選択がとても楽になりました。私が大切にしたかったのは親や地元に恩返しをすること。
それがはっきり自覚できてからは茨城に帰ることも、結城信用金庫を見つけて応募することも、すべてが自然体の選択になりました。
ずばり教えて!
Uターンしてよかったこと、困ったこと。
よかったこと
困ったこと
茨城県を動かす人たち
目の前の人の幸せを叶えるため、
いつだって真っ直ぐに。
不安があるからこそ、
積極的に自分から触れにいく。
すると、可能性が見えてくる。
やりたいことを実現できる場所として、
ふさわしい会社に出会うことができた。
家族のそばで過ごせること。
それも就職の大切なポイント。
「安定」と「やりがい」は、
公務員でなくても手に入る。
自分がやりたいことを探求し、
自分が納得いく仕事を選ぶ。
茨城の主力産業である
農業を支える誇り。
私が開発したカップ麺、
食べたことあるかも知れませんよ。
茨城県にこんな
カッコイイ会社があることに
とても驚きました。
仕事では海外への道を切り拓き、
休日は茨城の自然を楽しむ。
茨城県で頑張っている企業の
力になりたい。
こんなに海外の方と
接する機会が多いなんて。
目の前の人のために
一生懸命になる喜び。
創業から100年以上、
地域のことを考え続けています。
茨城の製造業は強い。
世界とも十分に渡りあえる。
仕事も子育ても
メリットの方が多い。
ここは“ちょうどいい郊外”。
世界に誇れる
仕事に関わる喜び。
農業はカッコいいもの。
さあ、次は何をやろう。