大矢 良平さん 常陽銀行
大矢 良平さん
常陽銀行2012年入行
都内私立大学出身/茨城県内の高校卒業後、東京へ進学。地元就職を最初から考えていたわけではなく、金融、保険業界を中心に就活をする中で、生まれ育った茨城に貢献したいという気持ちから地元の金融機関もフラットに就職先として検討した。
茨城に戻ろうか、東京で働こうか。そのことを真剣に考えはじめたのは大学3年の就活の時期からでした。東京拠点の金融機関からも内定をもらっていたのですが、「どんな人の役に立ちたいのか」を改めて考え抜き、生まれ育った地元の発展により間近で関われる今の職場を選びました。就職先を決めるということは、その後のライフスタイルすべてに影響します。通勤で満員電車に乗るのか。緑の少ない都心で暮らすのか。そういう自分にとって大切な価値観を、一つひとつ検討することも重要です。あとは、地元で働くと地域のつながりが強く、お客様の悩みや考えを想像しやすかったり、目の前の人の役に立っている実感を得やすいところもいいところだと思います。
法人のお客様には融資のご相談窓口として、個人のお客様には主に住宅ローンのご相談窓口として活用いただいています。個人のお客様の中には、「持っている土地を有効に活用したいのだけれど、何かいい方法はないか」といった資産運用のご相談をいただくことも。資産運用のことをじっくりご説明する過程で、他の金融商品も併せてご紹介するなど、お客様の目的に合ったご提案になるように心がけています。信頼関係を築く上で地元の話ができることは、この土地の出身者ならではの強みです。共通の知り合いがいることも珍しくありませんし、出身高校が同じで意気投合することもあり、人のつながりの強さを感じる場面が多々あります。
新人の頃、あるお客様からお叱りを受けたことがありました。ネットバンキングで不具合があり、即座に対応させていただいたのですが、それでも「できない!」と語調を強められていました。システムは正常。どこに原因があるのか分からずお客様の元を訪れると、「使い方がそもそも分からない」とのこと。自分では説明したつもりだったのですが、お客様の理解には至っていなかったのです。どこまでお客様の立場になって考えられるか。このことから多くのことを学ばせていただきました。一つひとつの積み重ねが信頼を生み、結果をもたらし、自分自身の成長と地元の発展につながります。支店の全員がそこに向けて一丸となって取り組んでいるところがやりがいです。
茨城にもグローバル化の波が押し寄せています。以前、担当していたお客様から、「シンガポールに現地法人を立ち上げるからその手伝いをしてほしい」とご相談を受けたことがありました。そういった問い合わせは年々増えており、地銀にもグローバルな知見がどんどん求められるようになっています。茨城にはローカルもグローバルもある。これは就職してから気づいたことでした。東京への未練はありませんか?と聞かれたらはっきり「ありません」と言えますね!家賃、物価、家の広さ、交通手段など、学生時代は東京で「これがあたり前」と思って過ごしていましたが、一度茨城に帰ってしまうと、今の快適さは手放せなくなります。
前の支店にいた時は3ヵ月に1回ゴルフコンペがあり、コンペの2週間前は毎日打ちっぱなしに通いました。クラブはもらいものです。
茨城県を動かす人たち
目の前の人の幸せを叶えるため、
いつだって真っ直ぐに。
不安があるからこそ、
積極的に自分から触れにいく。
すると、可能性が見えてくる。
やりたいことを実現できる場所として、
ふさわしい会社に出会うことができた。
家族のそばで過ごせること。
それも就職の大切なポイント。
「安定」と「やりがい」は、
公務員でなくても手に入る。
自分がやりたいことを探求し、
自分が納得いく仕事を選ぶ。
茨城の主力産業である
農業を支える誇り。
私が開発したカップ麺、
食べたことあるかも知れませんよ。
茨城県にこんな
カッコイイ会社があることに
とても驚きました。
仕事では海外への道を切り拓き、
休日は茨城の自然を楽しむ。
茨城県で頑張っている企業の
力になりたい。
こんなに海外の方と
接する機会が多いなんて。
目の前の人のために
一生懸命になる喜び。
創業から100年以上、
地域のことを考え続けています。
茨城の製造業は強い。
世界とも十分に渡りあえる。
仕事も子育ても
メリットの方が多い。
ここは“ちょうどいい郊外”。
世界に誇れる
仕事に関わる喜び。
農業はカッコいいもの。
さあ、次は何をやろう。