大阪 拓真さん 株式会社FullDepth 開発部
大阪 拓真さん
株式会社FullDepth開発部 機械設計エンジニア 2017年入社
電気通信大学大学院 知能機械工学専攻修了/滋賀県栗東市出身
「モノづくり」が大好きで、機械設計を勉強できる東京の大学に進学。
大学院修了後、技術者派遣や受託・開発を担う会社に入社し、設計構造の確認を行う解析職に就くが、「モノづくり」の魅力を諦めきれず、株式会社FullDepthに転職。
現在は開発部にて、深海にも潜航可能な「水中ドローン」の機械設計エンジニアを務める。
昔から「モノづくり」が好きで、大学ではロボット製作サークルに入っていました。
就職活動は、自分でモノづくりができる会社であることにこだわり、「モノづくりができるエンジニア職」を謳う会社に就職しました。ところが実際の業務はデータ解析がメイン。
それから5年間、「機械設計をしたい!」というモヤモヤした気持ちを抱えたまま働いていましたが、どうしても諦めきれず、転職を決意。
当社は転職エージェントから紹介されて知りました。
「機械設計」に特化して求職活動を行っていましたので、勤務地に拘りはありませんでした。転職先の所在を、東京⇒関東⇒全国という順に広げていく過程で、たまたま茨城にある当社を選択しました。何よりも本当にやりたかった「モノづくり」の仕事ができる職場でしたので、縁もゆかりもない茨城でしたが迷うことなくIターンしました。
私が現在携わっているのは、深海でも潜航できる「水中ドローン」の開発です。
水中ロボットは開発が始まったばかりで前例が少なく、大きな可能性を秘めている一方で、どんなところでどんなことに活用できるのか「様々なニーズを模索」しながら日々開発を行っています。お客様から「ダムの中を調査するために使いたい」「養殖で使用する網の点検をしたい」などの意外なご要望をいただくたびに、「そういう活用法もあったか!」と気づかされることも多々あります。
少人数の会社ですので、メカ設計の大部分を任されています。だからこそ責任感を持って仕事に臨めています。
前職では、渡されたモノを解析して結果を評価し、その作業が終わるとまた別の解析を依頼されて…という作業がずっと続いていました。「自分がつくっている」という感覚もなく、流れ作業の一部になっていることは私にとって苦痛でした。でも現職では、設計はもちろん、前職の経験を活かして解析・評価をしたり、素材の選定・発注などもすべて自分の裁量でできる環境にあります。
逆に、自分がミスを起こしてしまったときの責任は前職に比べて大きいものの、それ以上に自分の手でつくり上げたものが世の中に出ていき、人の役に立つことは、この上もないやりがいです。
勉強することは山積みで大変なのですが、好きなことを追求できる喜びの方がはるかに大きいですね。
『自分が本当にやりがいを感じ、やりたいことを探求する』。職務内容には決して妥協しないことです。
意欲的に取り組めない仕事では、自己の成長も望めないし、長くは続けられないと思います。
仮に、業務内容が気に入らない場合は、より良い条件の同業他社に転職すればいいだけですが、より条件の良い異業種への転職は困難になります。
趣味同様、仕事も楽しんでこそだと思うので、どんな形であれ、「自分が納得のいく会社」を選んでください。
また、企業は東京にすべてが集まっているわけではありません。勤務地の拘りが自身の活躍の範囲を狭めていませんか?
ずばり教えて!
Uターンしてよかったこと、困ったこと。
よかったこと
困ったこと
茨城県を動かす人たち
目の前の人の幸せを叶えるため、
いつだって真っ直ぐに。
不安があるからこそ、
積極的に自分から触れにいく。
すると、可能性が見えてくる。
やりたいことを実現できる場所として、
ふさわしい会社に出会うことができた。
家族のそばで過ごせること。
それも就職の大切なポイント。
「安定」と「やりがい」は、
公務員でなくても手に入る。
自分がやりたいことを探求し、
自分が納得いく仕事を選ぶ。
茨城の主力産業である
農業を支える誇り。
私が開発したカップ麺、
食べたことあるかも知れませんよ。
茨城県にこんな
カッコイイ会社があることに
とても驚きました。
仕事では海外への道を切り拓き、
休日は茨城の自然を楽しむ。
茨城県で頑張っている企業の
力になりたい。
こんなに海外の方と
接する機会が多いなんて。
目の前の人のために
一生懸命になる喜び。
創業から100年以上、
地域のことを考え続けています。
茨城の製造業は強い。
世界とも十分に渡りあえる。
仕事も子育ても
メリットの方が多い。
ここは“ちょうどいい郊外”。
世界に誇れる
仕事に関わる喜び。
農業はカッコいいもの。
さあ、次は何をやろう。