千葉 はづきさん 株式会社 長寿荘 テラスイン勝田 宿泊部
千葉 はづきさん
株式会社 長寿荘テラスイン勝田 宿泊部 2018年入社
茨城大学 人文学部卒業/宮城県登米市出身
英語教師になることを目指し、英語を中心に幅広い知識を学ぶことができる人文学部に進学。
大学時代に旅の魅力を知り、長期休みにはさまざまな国を訪れる中で、寛ぐことができるホテルという存在に興味が湧き、就職先として考えるように。
将来の日本のホテル利用には、英語だけでなく中国語の習得も必要と考え、大学3年の2月から半年間、台湾に語学留学に。
新卒採用で株式会社長寿荘に就職し、テラスイン勝田に配属、フロントスタッフとして勤務している。
私は宮城県の出身で、高校時代から地元を離れて就職したいと思っていたのですが、現実的に茨城県での就職を考えたのは、茨城大学で過ごした4年間を通してでした。大学在学中には、国際協力や子どもたちのための活動を行なっている水戸のNPO団体の方と一緒に活動させていただいていたので、そういう方たちと一緒にこの地を盛り上げることができたら、という気持ちが膨らんでいったのも理由のひとつです。私は旅が好きで、大学在学中にいろいろな国のホテルに滞在したことをきっかけに、ホテル業界で働くことに興味を持ったのですが、これからこの業界で活躍するためには、英語だけでなく中国語も必要不可欠だと感じていました。せっかく学ぶなら本場で。そう思って半年間留学をしたのですが、その期間は就職活動の時期とも重なっていたため、その行動に対して理解をしていただけないところが多く、就職活動はスムーズに進みませんでした。しかし長寿荘では、留学に対して非常に前向きにとらえてくださり、このホテルで働きたいと素直に思うことができました。入社後はきめ細やかに指導をしていただけたり、都会の大きな会社ではないからこそ、新入社員でも様々な仕事を任せていただけたりするその環境は、私に合っていたと思います。
勝田駅前にあるビジネスホテル「テラスイン勝田」のフロントスタッフとして、お客様のチェックイン、チェックアウトのご対応、ご予約の管理などを担当しています。このホテルは、ビジネス利用の方が多く、平日の予約は90%を超えるほどたくさんのお客様にご利用いただいているホテルです。日本の方はもちろんのこと、海外からのお客様も多いので、お問い合わせの内容も多種多様。それらにどう対応していくか、お客様にどうお伝えするかという点は、マニュアル通りにはいかないことも多く非常に難しいのですが、先輩の対応を見て学んだり、丁寧に指導していただきながら、日々の経験を業務に生かしています。海外からいらっしゃるお客様も多いので、英語や中国語で対応させていただくこともあります。中国語で対応させていただくと、「中国語が話せるのね」とよろこんでいただけるので、学んできてよかったと思うのですが、まだまだ語学のレベルには満足していません。あのホテルに行けば言葉が通じる、安心して滞在できる、と多くのお客様に思ってもらえるように、もっと語学力を磨いていきたいと思っています。
フロント業務は、チェックイン、チェックアウトのご対応だけではありません。お客様の過去の滞在履歴などから、お客様がご希望されることを予想して予め対応しておくなど、お客様ができるだけ心地よく滞在いただくための準備をさせていただくのも、私たちの仕事。フロントでコミュニケーションを取るわずかな時間でも、お客様をお名前でお呼びするなど、細かいところにも心を配れたらと思っています。そういう行動に対して、お客様から「覚えていてくれたの?嬉しいよ」と声をかけていただいたり、お帰りの際に「お世話になりました。行ってきます!」と言っていただけると、ホッとすると共に、この仕事をやっていてよかった、とやりがいを感じます。今年は、経営、飲食、調理、宴会、婚礼など、ホテル業にまつわる幅広い知識を身につける「社内カレッジ」に参加させていただいたり、「いばらき観光マイスター」の認定試験を受験する機会もあり、業務の幅を広げることにも挑戦してみたいという気持ちが膨らんでいます。学んだことを仕事で活用することができたときに、また大きなやりがいを感じることができると思います。
今は、企業情報を得るにしても、説明会を予約したりエントリーシートを送付する手段としても、インターネット上での作業がメインになっていると思います。実際、わたしも留学先から説明会を予約したり、面接までのやりとりをするのに、インターネットはとても役に立ちました。しかし、実際に会社に足を運んだり、会社で働いている人に会いにいくことがいかに大切か、ということも同時に感じました。
わたしが長寿荘に就職したいと思ったのは、実際に職場見学をさせてもらったときに、地域密着型ホテルならではの温かみのある接客を感じたからでした。そして、働いていらっしゃる方が、生き生きと働いていて、その姿がキラキラして見えたのです。また、面接でお話をさせていただいて、積極的に手を挙げることによって、さまざまな仕事を任せてもらえる社風にも魅力を感じました。これは、インターネットだけでは伝わらないこと。足を運んでみて、目で見てみて、話をしてわかることだと思います。
わたしは、自分が何をしたいかということを一番に優先し、その次に、この人たちと働きたいと思うかという感覚を優先しました。そして今、自分の判断は間違っていなかったと思っています。もちろん大変なこともありますが、この仕事が大好きだと胸を張って言えますし、茨城という場所も暮らしやすく自分には合っていると思っています。自分にとって大事なものが何かを見つめることも、大切なことかもしれません。
ずばり教えて!
Uターンしてよかったこと、困ったこと。
よかったこと
困ったこと
茨城県を動かす人たち
目の前の人の幸せを叶えるため、
いつだって真っ直ぐに。
不安があるからこそ、
積極的に自分から触れにいく。
すると、可能性が見えてくる。
やりたいことを実現できる場所として、
ふさわしい会社に出会うことができた。
家族のそばで過ごせること。
それも就職の大切なポイント。
「安定」と「やりがい」は、
公務員でなくても手に入る。
自分がやりたいことを探求し、
自分が納得いく仕事を選ぶ。
茨城の主力産業である
農業を支える誇り。
私が開発したカップ麺、
食べたことあるかも知れませんよ。
茨城県にこんな
カッコイイ会社があることに
とても驚きました。
仕事では海外への道を切り拓き、
休日は茨城の自然を楽しむ。
茨城県で頑張っている企業の
力になりたい。
こんなに海外の方と
接する機会が多いなんて。
目の前の人のために
一生懸命になる喜び。
創業から100年以上、
地域のことを考え続けています。
茨城の製造業は強い。
世界とも十分に渡りあえる。
仕事も子育ても
メリットの方が多い。
ここは“ちょうどいい郊外”。
世界に誇れる
仕事に関わる喜び。
農業はカッコいいもの。
さあ、次は何をやろう。